二番目の札は、天神地祇 迎春祈祷です。天の神、地の神に初春の祈祷をささげる。下段の弓の中に書いてあります。
年の初めに、先ず天神(あまつかみ)と地神(国つ神)に祈りを捧げましょう。天神は天照大御神、素戔嗚尊など高天ヶ原の神ですが弓削神社の御祭神の瓊瓊杵尊は天照大御神の孫で、地上に降臨して国つ神の大山祇神(おおやまづみのかみ)の娘・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)と結婚し、その子・彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)が生まれます。日本武尊、大伴武日命と共に弓削神社の御祭神になっておられます。
西ひがしむつみかわして榮ゆかむ 世をこそ祈れと年の初めに ・・・・昭和14年 昭和天皇御製
世の中みんなが幸福(しわわせ)になるようにと祈りました。
次回は三番目の朱印くじの解説です。また来週!!