令和6年、8月7日は花火の日。市川大門で行われる第36回神明の花火を千メートル離れた平塩の丘から眺めてきました。アナウンスやBGMは聞こえませんが、打ち上げの大音響と夜空に開く大輪の花火は迫力満点です。/
特大ダイナミックスターマインの上空に尺玉が次々と打ち上げられます。 テーマは~のろし~です。市川三郷町には武田時代に創られたのろし台が六ケ所ありました。烽火に使う火薬の技術が江戸時代花火の製造に引き継がれました。
手前の白い花は月見草です。13輪咲いていますが、一夜花で夕方落日とともに咲きだし翌朝日の出とともに恥じらうように紅色に染まってしぼみます。花言葉は”仄かな恋”また”移り気”というのもあります。一瞬の花火と、次々と打ち上げる花火に気を取られる”移り気”な気分もまた似ているね。六月末から咲きだし、毎夜、5~10輪次々と咲いて、今も盛んに開いています。
花火のテーマは、祈りの華、風林火山とだんだん華やかに、迫力を増していくのですが、このあたりでカメラの電池が切れました。最後の市川三郷町提供のグランドフィナーレは圧巻でした。 花火が終わるまで待っていたかのように、天気予報に遅れて雷雨に見舞われ、ずぶ濡れ、中には身延線、中央線の運休で足止めされた人も大勢居たようです。これに懲りずにまた来年もぜひお越しください。