カワラナデシコ(別名ヤマトナデシコ)は耐寒性常緑多年草で、開花期は7~10月とされています。9月に八草苑に移植した時咲いていた花はすぐ散ってしまい、11月にまた一輪咲いたようで、12月になってまだ咲き残っているのを見て驚きました。
枯れ葉おり敷く中に緑の葉と、白とピンクの花びらがこの寒さにめげず凛として咲いています。大和撫子の芯の強さと優しさを象徴しているようです。 万葉集・作者不詳の歌に、「見わたせば 向かいの野辺の 撫子の 散らまく惜しも 雨な降りそね」 ここ3週間ほど雨が降っていません。この寒さでは降るなら雪でしょうが、さあ、ナデシコは何時まで咲いているのでしょうか?
22番目の山野草として、ムスカリを移植しました。
ムスカリはユリ科、耐寒性、球根、開花期3~4月、花は青色の小花を筒状につける。ムスカリの語源はムスク(じゃ香)で、マスクメロンのような香りがする。春が待ちどうしいですね。
師走に大和撫子が楽しめるとは本当に驚きました。日本女性の芯の力強さを感じます。
弓削の大神様にも木花咲耶姫の神様がいらっしゃいます。この神様も火の中で出産する力強さを持っていらっしゃいます。今日も美しく雄大な富士の山を見て木花咲耶姫の力強さを感じます。
ムスカリの花言葉は、寛大な愛、明るい未来、夢にかける思いとのことです。開花まで楽しみです。花言葉からも、新年に向けて弓削神社の五柱の神々の大御心をいただき、明るい年を迎えられそうです。