弓削神社の四季(秋2)八 草苑に移植

令和6年9月中旬、鳥居わきの八草苑に21種の草花を移植しました。開花期の早い順に紹介します。

八草苑を紹介する前に、参道を挟んで南側の台地に咲く彼岸花(曼殊沙華)を見てください。別名”地獄花”とも呼ばれますが、サンスクリット語で「天界に咲く花」ともいわれ、おめでたいことが起こる兆しに天から赤い花が降りてくるそうです。八草苑の創設を祝ってくれているようです。

八草苑の2番目は「姫檜扇:ヒメヒオウギ」です。開花期は4-5月朱色、アヤメ科の多年草・球根ですが、只今休眠中、写真は来年まで待ってください。花言葉は「楽しい思い出」。

3番目は「翁草・オキナグサ」です、多年草、落葉性、開花期4下-5下、暗赤紫色、花が下から上をを向く事から、花言葉は「背徳の愛」、「何も求めない」、「奉仕」など。花が終わると白髪状の糸の房のようになり、綿毛を飛ばす。まるで老人の頭に見えます。

4番目は「斑入り甘野老・フイリアマドコロ」です。ユリ科、宿根草 開花期4-5月、スズランに似た白い花を咲かせる。花言葉は「元気を出して」「心の痛みがわかる人」。根茎は甘く食用、薬用だが、黒紫色の実は有毒。

5番目は「釣鐘水仙・ツリガネスイセン」多年草、開花期4-5月、30cmほど伸びた茎の周りに細長い釣鐘型の青い花を10輪ほどつける。花言葉は「恋の呼びかけ」、「変わらない愛」、「哀れ」、「寂しい」これらはギリシャ神話に由来し、紫系の色が悲哀のシンボルになっている。下の写真は釣鐘水仙の球根を埋めたところ。花は来春まで待ってください。

6番目は「鈴蘭・スズラン」、落葉多年草、開花期4-6月、白い釣鐘型の花をぶら下げる。花言葉は聖母マリアのベールに似ていることから「純粋」、「純潔」。大きな葉の陰に隠れてしまうほどの小さな花を慎み深いとして「謙虚」。春の訪れを心から祝福して「幸福」、「再び幸せが訪れる」などがある。今は葉が枯れ落ちる時期なので、見た目は悪いが、来春が楽しみです。白い鈴蘭は浄化作用があるというが、有毒なので、素手で触らない方がよいそうだ。

7番目は「アヤメ・綾目」です。アヤメ科、開花期5月上旬、紫色。これは元々咲いていた花で、宮司家族が大事に育てて来たものです。花言葉は、「希望」、「良い便り」、「信じる者は救われる」、「愛」、「神秘的」、「メッセージ」など。

8番目以降は次回アップします。9月は植え替え時期のものが多くて、花が楽しめません。次回以降だんだん花が出てきますのでご期待ください。

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