十一番目の絵柄は 稼業繁栄 家運長久 です。 子々孫々繁盛して、家運は長く久しく続くでしょう。一家の生計を立てる職業は大事なものです。 代々伝わってきた生業は形が変わっても世のため人のために貢献し続けることでしょう。
なりはひの 栄ゆくべき しるしみえて 船はつどへり 門司の港に 昭和二十四年 昭和天皇御製 (なりはひ=生業)
家富みて あかぬことなき 身なりとも 人の勤めに 怠るなゆめ 明治天皇御製 成功しても人として行うべきを怠ってはいけない。いつも人に親切で人助けの努力を惜しまないことが大切です。