朱印くじの絵柄を公開(10)

八番目の絵柄は 天壌無窮 天空海闊 です。         天地(あめつち)は無限に続き極まりなく、晴れ渡る空や海は広く、おおらかでさっぱりしているとなります。

瓊瓊杵尊の地上降臨に際し、天照大御神が心構えとして示した三大神勅の第一が天壌無窮です。瓊瓊杵尊が地上に降り立ちシラス(治す)ことによって、瑞穂の国は天地と共に永遠に栄えるであろうとしました。シラスとは、力の支配を行うのではなく、民衆を大御宝として瑞穂の国を治めることです。

天地(あめつち)の  神にぞいのる 民のため 雨風ときに したがひぬべく   今年も天候が順調にやってきて五穀が豊かに実り、災禍も無いようにと祈る 明治天皇御製

わが庭の 初穂ささげて 来む年の みのりいのりつ 五十鈴の宮に           神嘗祭に皇居の稲穂を伊勢神宮に奉りて  昭和三十年 昭和天皇御製

 

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