早いもので今年も残り5日となり、まもなくお正月を迎えます。お正月には一年を健やかに過ごすため、古くから「歳神様をお迎えする」習わしがあります。「歳神様」はお正月、家族を守ってくれる神様です。
◆明日12月28日は「お正月飾り」の日◆歳神様をお迎えするため、この頃に門松、しめ縄、鏡餅などのお正月飾りをします。しめ縄-その場所が神聖であることを示す 門松ー歳神様を迎える依代(歳神様は門松がある家を目指してやって来ると言われる)鏡餅ー歳神様へのお供え物
◆最も身近な神様に一年の幸福を祈りましょう◆最初に氏神様にお祈りをし、先ず家族を守ってくれる地域の氏神様に感謝、お祈りをしてから、恵方参りをされると良いと言われています。
氏神様とはー日本では代々、祖先に縁の深い神さまや、地域をお守りくださる土地神さまを氏神さまとしておまつりしてきました。氏神さまは地域に住む人々の日々の生活を見守ってくださっています。
◆来年の恵方は?◆恵方の方角は毎年変わります。恵方にはその年の福徳を司る神、歳徳神がいらっしゃるとされています。
甲・己 (西暦の下1桁が4・9)…… 東北東
乙・庚 (西暦の下1桁が5・0)…… 西南西
丙・戊
辛・癸 (西暦の下1桁が1・3・6・8)… 南南東
丁・壬 (西暦の下1桁が7・2)…… 北北西
令和6年は「甲辰」ですから、恵方は「東北東」となります。