雪の短歌

力強い神様

大松を おしてたわめて折るみれば 雪はいはゆる手力雄かも

大きい松を押して撓(しな)わせて折る、、、雪というものは、、力強い手力男神のようだ。

この歌は弓削神社二十七代宮司、神職であり歌人の青嶋貞賢の歌です。画像は歌集雪もも歌※の中の一頁です。

Details

※雪もも歌-雪に関する歌が百(もも)首収められています。当社三十代宮司青嶋貞夫みどり夫妻により解読、出版された歌集です。

大木を押してしなわせて折る、、雪の力はすごいですよね、自然は私たちに美しさとともに恐怖の念も感じさせます。その度に私たちは、神々の大自然の恵みをいただき、生かされていることを実感します。

手力男神は正式には天手力男神あめのたぢからをのかみです。手の力が強い神様、天の石屋・天孫降臨段に登場する神で、天石屋戸に隠る天照大御神の御手を取って引き出し、当社の御祭神邇々芸命の天孫降臨に随伴したと言われています。武甕雷神と共にとても力強い神様です。

雪どけが進み、今日は梅の花をみる機会がありました。可愛らしい梅の花は春が近づいていることを教えてくれます。雪が降った後の梅の花はなんとも趣深く感じました。

高千穂神社の天岩戸の夜神楽の、手力男命の神様です。力強い神様が被災地の皆様にも早くあたたかい春を連れてきてくれますように。

 

応援クリックお願いします。

氏子総代会IT担当

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です