明日は節分です。「節分」とは立春の前日をさします。節分という語は、立春だけでなく立夏・立冬・立秋の前日のことで四季の節目を意味する言葉です。
節分は1年に4回ありますが、旧暦では立春が年の始まりにあたったことから、この節目が重視されて、節分といえば立春の前日をさすようになったと言われています。
立春を1年のはじまりである新年と考えれば、節分は大晦日にあたります。平安時代の宮中では、旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)、鬼やらい」の行事が行われていました。只今放映されている大河ドラマの時代ですね。
室町時代以降は豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、民間にも定着していき、現代の豆まきとなるわけです。
節分は2月2日や4日になる年も稀にあり、令和3年は、124年ぶりに2月2日が節分でした。3年前は今日が節分だったのですね!ちなみに昭和59年は2月4日でした。